HDD交換後のリカバリーが出来ない!? ハードディスク交換をしてもリカバリーに失敗する原因と対処法 |
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HDD交換後のリカバリーが出来ない!? リカバリーが出来ない原因と対処法 |
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このページでは通常のリカバリー自体が出来ない他に、HDDやSSD交換後のリカバリーが出来ない原因と対処法について紹介しますが、まずはリカバリーを正しく理解してもらうためにもリカバリーについて簡単に紹介します。 リカバリーとは基本的にパソコンのHDDやSSD内部のシステムを工場出荷時の状態に戻す事を言います。 ※データ復旧ソフトなどにある「データリカバリー」とは消えたデータを復元するという意味でリカバリーという言葉が使われている事が多いのですが、一般的に言われるリカバリーとはパソコンを初期化(工場出荷時に戻す)する事を言いますので注意しましょう。 殆どのパソコンには「ローカルディスクC」や「ローカルディスクD」の他にリカバリーをするための"リカバリー領域"というものが標準で備わっており、パソコンの画面上からは普通に見る事はできない「隠し領域」となっている事が多いです。 リカバリーは、パソコン内部のデータを全て消去して"リカバリー領域"に含まれる工場出荷時に戻すためのデータに書き換える流れになりますが、これには大きく分けて2種類の方法があります。 【方法1】リカバリーボタンを使う方法 一部のパソコンには、電源ボタンの横にリカバリーをするための専用ボタンがついていたり、電源起動時に決められたキーを押す事でリカバリー出来る機種があります。 この方法はリカバリーディスクやリカバリー用USBメモリ等を作成する必要が無いので手軽ですが、万が一リカバリーに失敗してしまった時や、ウイルスや機器の寿命等何らかの理由でリカバリー領域が壊れてしまう事があります。 リカバリー領域が壊れてしまうと、リカバリーディスクを使わなければリカバリーが出来ない事があるので注意が必要です。 【方法2】リカバリーディスク・回復ドライブを使う方法 リカバリーディスクとはリカバリー領域がDVDやブルーレイディスク・USBメモリ等へ保存された記憶媒体の事を言います。リカバリーディスクはパソコン購入時に付属されるタイプと、自分で作成するタイプがありますが、自分で作成するタイプではなるべく早く作っておかなければリカバリー領域が破損してリカバリーが出来ない事があるので注意しましょう。 また、自作パソコンでは自分でOSやソフトウェアをインストールしなければいけませんので、リカバリーディスクも付属されていませんが、Windows7やWindows8等のOSを自分でインストールする事で初期化する事ができます。
パソコンに不具合が発生した場合やHDDを交換した際にリカバリーは欠かせません。 しかし、リカバリーに失敗してリカバリーが正常に出来ない事も多くありますので、リカバリーが出来ない時の原因を紹介します。 1、HDDやSSD内のリカバリー領域が壊れていてリカバリーが出来ない HDDやSSD内のリカバリー領域が壊れているとリカバリーが出来ないのでリカバリーディスクを使う事で解決できます。 2、HDDやSSDが故障していてリカバリーが出来ない HDDやSSDが壊れているとリカバリーディスクを使ってもリカバリーが出来ません。リカバリーを行う際には無料HDD状態管理ソフトの「CrystalDiskInfo」などを使ってHDDやSSDが故障していないか確認しましょう。 HDDやSSDに異常が発生している際にはHDDやSSDを交換してからリカバリーを行いましょう。 3、リカバリーディスクを使ってリカバリーが出来ない 今までは正常に動作していたPCでリカバリーディスクを使ってもリカバリーが出来ない時にはリカバリーディスクが劣化していたりディスクドライブが故障している事があります。 他のDVDやCDの読み書きが正常に出来る場合にはディスクドライブの原因ではなくリカバリーディスクのデータ破損等が原因と考えられますので、再度リカバリーディスクを作り直して再度試してみましょう。その際に安いディスクを使うと失敗したりリカバリーが出来ない事がありますので、信頼性の高い日本製の「That's」等を使いましょう。 4、HDDやSSD交換後にリカバリーが出来ない時の対処法 HDD交換をしてリカバリーが出来ない場合にはHDDの容量がリカバリーデータに記録されているHDD容量と不一致のためリカバリーが出来ないか、パーティションサイズが旧HDDと違う場合またはAFTタイプのHDDを使っている事が原因と考えられます。 まずは購入した内蔵HDDをSATA-USB変換ケーブル等を使って他のPCに接続し、フリーソフトの「パーティションウィザード」を使って旧HDDのパーティションサイズと一致させましょう。 この方法で解決出来ない場合には旧HDDがAFTタイプか非AFTタイプのどちらになっているか確認します。旧HDDが非AFTタイプの場合には非AFTタイプのHDDに交換しなければリカバリーが終わっても起動しない事が多いので、非AFTタイプのHDDを購入して交換する事でリカバリーに成功するでしょう。 また、旧HDDも正常に動作するようであれば「EaseUS Todo Backup」等を使って、旧HDDから交換するHDDにクローンを作成する方法でも解決出来るでしょう。 旧HDDがAFTタイプであれば交換後のHDDが非AFTタイプでもリカバリーは出来ますので、上記の方法でも解決出来ない方はマザーボードやリカバリーディスク等、HDD以外の問題が考えられます。 |
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